| 1 | 屋根材の種類とメンテナンス |
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屋根材は、色数豊富なカラーベストや重量の軽い瓦などいろいろなものがあります

1. 粘土瓦
粘土を成形して焼いた屋根材で、形によって和瓦と洋瓦に、製法によっていぶし瓦(釉薬を使わずいぶして仕上げたもの)、陶器瓦(釉薬を施し色付けして焼いたもの)などに分けられます。高級感があり、耐火・防水・断熱・遮音性に優れ、耐久性は50~I00年あるといわれています。
従来は、野地板(下地となる板)の上に土を敷いて瓦を葺き上げる伝統的な工法は重量がかさむため、耐震性の面で懸念がありました。しかし最近は、野地の上に土を敷かず、防水シートを貼り、その上に直接横木(桟木)を組み、そこに瓦を引っかけたり釘止めして軽量化を図った「引っ掛け桟瓦葺き工法」というやり方もあります。

2.金属系屋根材
銅板、アルミニウム板、ステンレス板などの種類があります。最近ではガルバリウム鋼板(アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板)か゜多く使われるようになりました。
金属板は加工しやすく、施工性は良いのですが、錆びやすいという欠点があります。また銅板やステンレス板はかなり高価で、一般の住宅には表面に塩ビ塗料などを焼き付けて錆びを防いだカラー鉄板がよく使われます。

3.化粧スレート
現在最も多用されている屋根材。中でも「カラーベスト」と呼ばれる化粧ストレート瓦は普及率が高く、耐久性に優れています。、また、色数も豊富で、洋風に建築にも和風建築にも合います。
葺き替え用で、既存の瓦に重ねて葺けるタイプのものもあります。

4.セメント瓦
セメント瓦は、和瓦のような厚みがあり、塗装品が主で、洋風と和風のものがあります。
セメントを主材料に成形加工した瓦で、化粧スレートより厚みがあります。
主な屋根材のメンテナンス方法
| 種 類 | 必要なメンテナンス | メンテナンスの周期 |
|---|---|---|
| 粘土瓦 | 地震の揺れや風でずれたり、割れたり、落ちたりすることがある。配置やずれを目視点検し、補修する必要がある。 | 目視点検を年に一回程度行い、必要な場合に補修 |
| 金属系屋根材 | 錆びが発生すると耐久性を著しく損なうので、錆びる前に塗りかえを行う | トタン屋根は3~4年ごと、ガルバリウム鋼板は6~7年 |
| 化粧スレート | 外的要因や施工不良でズレや割れ、剥がれ、浮きなどが生じることがある。 また塗装仕様によっては年月を経て色が褪せるので塗り替えが必要。 |
年に一回程度は目視点検を。 差替えなどの部分補修は5~6年ごと、美観が気になる場合の塗り替えは7~8年が目安 |
| セメント瓦 | 割れやズレを補修し、色褪せが起きたら塗り替える。 | 目視点検を年に一回程度行い、必要な場合に補修 |
| 2 | 屋根材の種類とメンテナンス |
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リフォームの方法は、以下の3通りあります。屋根材の状態に応じて、適切なリフォームを行いましょう。
| 塗り替え | 重ね葺き | 葺き替え |
|---|---|---|
| こんな場合は塗り替え ● 築後10~15年くらいで下地は異常なし ● 色褪せや汚れが気になる ● あまり費用をかけずに外観をきれいにしたい ● とりあえず10年くらい持てばいい ● 外壁を塗装する予定がある |
こんな場合は重ね葺き ● 築後10年~20年くらいで下地は異常なし ● 瓦の部分的な割れ・欠けや板金部分が傷んできた ● 費用や時間をあまりかけずに屋根を一新したい ● もう10年くらいは何も手入れしないで済むようにしたい |
こんな場合は葺き替え ● 築後20年以上経過、建替予定がない場合 ● 瓦をはじめ板金・木部など全体的に傷みが目立つ ● 下地の劣化が進んで雨漏りが心配・すでに雨漏りしている ● 地震が心配・住宅が古いので屋根を軽くしたい ● 屋根材のデザインを変えてイメージチェンジしたい |
葺き替え工事のポイント
瓦からカラーベストに葺き替える際には、土の持つ断熱効果がなくなるので、垂木の間に断熱材を施工するのが良いでしょう。またカラーベストから瓦へというように、違う種類の屋根材に葺き替える際には、屋根の勾配によって使用できる屋根材が異なるので、まずは勾配をチェック。そして、建物の強度が屋根の重さに絶えられるか建物の強度をきちんと確認することが大切です。












