エコキュートの交換で知っておくべきポイントまとめ!
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カテゴリー:リフォームコラム

お風呂や洗面所でお湯を使用する際にかかせない給湯器。 このページではそんな生活にかかせない給湯器の中でも、再生可能エネルギーを活用した給湯器「エコキュート」について紹介しています。
「エコキュートのメリットデメリットは何なのか?」
「交換したいけどどんなことに気を付けたらいい?」
といった悩みのある人向けに、エコキュート交換の際に知ってほしい基礎知識について説明します! エコキュートを交換する際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
エコキュートとガス給湯器との違い どんなメリット&デメリットがある?
ここではエコキュートとは何かについて解説します。 エコキュートとはヒートポンプと呼ばれる「少ないエネルギーで大きな熱エネルギーを生み出して利用する技術」を使って、空気中などから熱をかき集めてお湯を沸かす家庭用給湯器の事です。 |
エコキュートのメリット
メリット①光熱費の節約になる |
エコキュートを使用する最も大きなメリットがお湯を作るときの光熱費の節約です。 |
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メリット②二酸化炭素の排出が少なく地球にやさしい |
ガス給湯器は、LPガスや都市ガスなどを使って、お湯を生み出します。そのため、多くの二酸化炭素が排出され地球環境にとってはマイナスです。 |
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メリット③災害時や非常時にはタンクのお湯が使える |
地震などの災害や停電といった非常時によって、電気や水道が止まってしまった場合でも、エコキュートの貯湯タンク内にお湯を貯めておけば、断水時にも備え付けてある非常用水栓からお湯や水を取り出して使用することが出来ます。 |
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エコキュートのデメリット
デメリット①夜間稼働するため運転音がある |
エコキュートは夜間の電力が安い時間帯に稼働するため、40デシベル程という極めて小さいですが騒音があります。 |
デメリット②初期費用が高い |
エコキュートの初期費用は、ガス給湯器や石油給湯器と比べると高額になります。依頼する業者や商品にもよりますが、相場は45万円程です。 |
デメリット③お湯切れの心配がある |
エコキュートは夜間に貯蓄タンクに貯めた高温のお湯に水を混ぜて適温にしてからお風呂や洗面に給湯します。そのため、貯めておいた給湯タンク内のお湯がなくなってしまうと水しかでなくなってしまうということがあります。 |
エコキュート交換の注意点!交換時期の目安は?
ここではエコキュートの交換時期と交換する際に注意してほしいポイントについて解説しています。現在使用しているエコキュートにて、以下の項目に当てはまった場合には交換を検討しましょう。 |
交換時期の目安
①使用を開始して10~15年経過している |
エコキュートの寿命(耐用年数)は、使用場所や使用頻度によって異なりますがおおむね10~15年です。10年以上使用しているエコキュートの場合、故障して一度修理を行っても、また他の場所で故障が起きてしまい修理費用が高額になってしまうことが多いです。 |
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②お湯に関するトラブルが発生した |
エコキュートを長く使用していると、お湯の温度が安定しない、お湯の量が少ないといった症状がみられる場合があります。そのような症状が出たときは交換のタイミングかもしれません。 |
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③エラーメッセージが頻繁に表示される |
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エコキュートを使用していて、エラーメッセージが頻繁に表示されているということは、センサーや配管部品が劣化している可能性があります。故障の箇所や使用期間によっては、エコキュート自体の交換を行った方がよい場合もあります。 |
エコキュート交換の流れは?その日のうちにお湯は使える?
ここではエコキュート交換までの流れと工事にかかる時間、入浴できるようになるまではどのくらいかかるのかについて解説します。 |
エコキュート交換の流れ
①業者と商品を選ぶ |
まずは設置を依頼する業者と設置するエコキュートを決めましょう。 業者を選ぶときは複数の会社と相見積もり、エコキュートを決める際には容量タンクや機能に注目して必要なものを選ぶことが必要です! |
②現在のエコキュートを撤去する |
現在のエコキュートを撤去します。 撤去する際は配管やエコキュート内の水をすべて抜くのでその分時間がかかります。 |
③新しいエコキュートを設置する |
現在のエコキュート撤去後に新しく交換するエコキュート本体とヒートポンプユニットを設置します。 |
④配線・配管の接続 |
次に配線と配管の接続を行います。 接触不良だと、発火やエラーの原因になるので、慎重で正確な作業を行います。 |
⑤ダクトカバー・ヒートポンプユニットの接続 |
ダクトカバーをかぶせ、接続部の腐食や凍結を防ぎます。接続箇所に凍結防止のため保温材を巻く場合も多いです。 |
⑥リモコンの交換 |
古いほうのリモコンを外して、新しいエコキュートのリモコンを設置します。 リモコン設置後は業者の方から操作方法の説明があるので、使用方法も安心です。 |
⑦試運転 |
最後に業者立会いのもと、試運転を行います。 正常に動作していれば工事完了です。 |
エコキュート交換工事にかかる時間
エコキュートの交換工事は一般的に7時間以内で終了します。 本体のみの取り換えや複雑な配管、設置場所が極端に狭いといった理由がある場合は時間が前後することが多いです。 |
工事開始から入浴できるようになるまではどのくらい?
エコキュートの交換工事を行う場合に、当日に入浴できるかが不安な人もいるでしょう。 結論から言うと、工事にアクシデントが発生したり工事開始時間が遅くなったりする場合を除いて、当日中の入浴が可能です。 エコキュート交換工事は7時間以内に終了します。 一般的な家庭用の浴槽の容量は200リットルほどなので、工事終了から2時間後には入浴することが可能です! |
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エコキュート交換費用を抑えるための4つのポイント
エコキュートに多くのメリットがあることは分かりましたが、やはりガス給湯器に比べて交換費用が高額になってしまうのがデメリットです。 |
費用を抑えるコツ①機能・容量は最適なものを選ぶ
エコキュートには、特徴的なオプション機能が付いた様々な商品があります。高機能なものは便利ですが、その分料金も高額になります。 |
費用を抑えるコツ②保証やアフターフォローに注意
交換を行うリフォーム業者や工務店のチラシ・ホームページには、エコキュートの本体価格と施工費が掲載されていることが多いです。しかし、保証の長さやアフターフォローにも注意して比較するようにしましょう。 |
費用を抑えるコツ③火災保険の条項をチェック
加入している火災保険にもよりますが、エコキュートの故障原因が台風や落雷などといった災害の場合、修理費用や交換費用に対して保険金が出る可能性があります。 火災保険の条項をチェックして、自費をなるべく少なく、お得にエコキュート交換をしましょう。 |
費用を抑えるコツ④原則DIYは行えないことを理解しておく
エコキュートの設置費用を節約しようとして、DIYをしたいという人もいるかもしれません。 しかし、エコキュートの設置には国が指定している資格が必要となります。 |
費用を抑えるコツ⑤利用できる補助金がないか探す
エコキュートは環境に配慮した地球にやさしい商品なので、さらに普及することが推奨されています。 エコキュートの交換や設置に補助金が出る地域もあります。 |
エコキュート交換の基礎知識まとめ
ここまで、エコキュート交換の際に知ってほしい基礎知識をまとめてきました。 エコキュートは、地球環境にも家庭にも優しい家庭用給湯器で、最初は高額でも月々の光熱費はガス給湯器と比べて1/3から1/4程と安価です。 |
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