リフォームでお掃除ラクラク、いつも綺麗なトイレに
- リフォームコラム

トイレは毎日使用する場所であり、清潔さは快適な暮らしに欠かせません。
使用頻度が高い分、汚れが蓄積しやすく、掃除に手間がかかるとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
こちらのコラムでは、日々の掃除やお手入れが格段に楽になり、常に気持ちよく使えるトイレを実現するためのリフォームポイントを詳しくご紹介します。
最新の衛生機能や節水性能に優れた製品を導入することで、トイレ空間の快適性は大きく向上します。
トイレのリフォームを成功させるための具体的な情報を提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
日々のお手入れを劇的に変える!綺麗なトイレにリフォーム

毎日使うトイレを常に清潔に保ちたい、でも掃除にかかる時間を減らしたいというニーズは非常に高まっています。
最新のリフォームでは、この「掃除のしやすさ」が重視されるポイントの一つです。
便器そのものの素材や形状、そして充実した自動掃除機能により、以前では考えられなかったレベルで清潔さを維持できるようになっています。
リフォームを機に、トイレ掃除の負担を大幅に軽減する工夫を取り入れましょう。
経年劣化するとこんな汚れが出てくる

長年使用したトイレには、様々な汚れが蓄積しています。
代表的なものとしては、輪ジミとなって現れる水垢(スケール汚れ)や、尿に含まれる成分が固まってできる尿石、そして便器のフチ裏など見えにくい場所に発生する黒カビやピンク色のバクテリアなどが挙げられます。

これらの汚れは、従来の陶器製の便器では表面の微細な凹凸に入り込みやすく、一度こびりつくと通常の掃除ではなかなか落としきれません。
強力な洗剤やブラシが必要となり、結果的に便器の表面を傷つけてしまう可能性もあります。
また、これらの汚れは悪臭の原因にもなります。
こんなトイレになっていませんか?

トイレが、以下のような状態になっていたら、リフォームの検討をお勧めします。
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・便器のフチ裏にブラシが届きにくく、常に汚れやカビが発生している。
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・便器と床の隙間にホコリや尿ハネが入り込み、拭き掃除が面倒で不衛生になっている。
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・便器の陶器表面がざらつき、水垢が固着して取れなくなっている。
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・洗浄水量が多いため、水道代が高くついている。
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・トイレを流すたびに大きな音がする。
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・温水洗浄便座のノズル周辺の掃除が煩雑で、清潔に保つのが難しい。
これらの問題は最新のトイレ製品にリフォームすることで、解決できるものがほとんどです。
お手入れのしやすさに特化した製品選びが、快適なトイレ空間への第一歩となります。
掃除が楽になる!お手入れしやすいトイレの特徴

トイレのリフォームにおいて、掃除の手間を減らすための鍵は、汚れが付着しにくい素材と、汚れを自動で抑える機能、そして掃除しやすい形状の便器を選ぶことです。
現代のトイレは、これらの要素が複合的に進化しています。
汚れを弾く素材とコーティング技術
最新のトイレの主流は、汚れが付きにくい独自の素材や、表面コーティングが施された製品です。
例えば、TOTOの「セフィオンテクト」は、ナノレベルで滑らかな陶器表面を実現し、汚れが便器に固着するのを防ぎます。
LIXIL(INAX)の「アクアセラミック」は、キズがつきにくく、汚物がこびりつきにくいのはもちろん、水あかの固着も防ぎ、水を流すだけで汚れがスルッと落ちるほどの超親水性を持ち合わせています。
素材そのものの性能が向上しているため、特別な洗剤や強いブラシを使わなくても、日常的なお手入れで清潔を保ちやすくなります。
フチなし形状と強力な洗浄水流
従来のトイレの掃除で最も厄介だったのが、便器のフチ裏です。
ここに溜まる水垢やカビは、掃除がしにくく不衛生の原因でした。
最新のトイレは、このフチ裏をなくした「フチなし形状」が主流です。
これにより、サッとひと拭きで掃除が完了し、汚れが隠れる場所がありません。
また、洗浄水流も進化しており、渦を巻くように強力な水流で便器全体を効果的に洗い流す「トルネード洗浄(TOTO)」や「パワーストリーム洗浄(LIXIL)」などは、少ない水で便器のすみずみまで洗い流し、汚れの再付着を抑えます。
便座・ノズル周辺のお手入れ性
温水洗浄便座部分も進化しています。
TOTOの「きれい除菌水」は、水から生成される除菌成分を含む水で、便器内やノズルを自動で洗浄・除菌します。
LIXIL(INAX)の「ノズル除菌」も同様に、使用後にノズルをしっかり除菌します。
さらに、便座がワンタッチで簡単に取り外せる「お掃除リフトアップ」(LIXIL)や、便座と便器の隙間をなくした構造の製品が増え、これまで掃除が困難だった便座の奥や、便器との隙間に入り込んだ汚れも楽に拭き取れるようになっています。
この機能は、特に床掃除の際にも非常に有効です。
ニオイ対策と自動開閉機能
トイレのニオイは、不快感の大きな原因の一つです。
最新のリフォームでは、便器にニオイの原因菌を抑える機能や、使用後に脱臭を行う「オート脱臭機能」が搭載されています。
また、トイレに近づくとフタが自動で開き、離れると閉まる「オート開閉機能」は、衛生面はもちろん、フタの開け閉めが不要になることで、床への汚れの飛散を防ぎ、結果的に掃除の手間を減らす効果もあります。
節水性も抜群!エコでお得なトイレリフォーム
トイレのリフォームは、掃除のしやすさだけでなく、高い節水効果も大きなメリットです。
1990年代に主流だったトイレは、1回の洗浄に約13リットルの水を使用していましたが、最新の節水型トイレは、4.8リットル、またはそれ以下の水(3.8リットル)で強力な洗浄を実現しています。
例えば、4人家族で1日トイレを20回使用した場合で考えると、古いトイレと最新のトイレを比較すると、年間で数万円の水道代の節約につながると試算されています。
これは、リフォーム費用を回収できるほどの大きなメリットであり、環境への配慮にもつながります。
高い洗浄力を維持しながら大幅な節水を実現できる点は、最新トイレの大きな進化の一つです。
後悔しないためのトイレリフォーム
トイレのリフォームを成功させるためには、便器選びだけでなく、空間全体を考慮した計画が重要です。
専門家として、いくつかの注意点をお伝えします。
トイレのタイプと設置スペースの確認
トイレには、便器とタンクが一体になった「一体型トイレ」、タンクがない「タンクレストイレ」、便器とタンクが別々の「組み合わせトイレ」など、いくつかのタイプがあります。
タンクレストイレ

デザイン性が高く、掃除がしやすいスリムな形状が特徴ですが、手洗いが別設置になることが多く、水圧によっては設置できない場合もあります。
一体型トイレ

機能とデザインのバランスが良く、価格も比較的抑えられます。
組み合わせトイレ

最もオーソドックスで、便器と便座を別々に選べるため、故障時の部分的な交換がしやすいというメリットがあります。
リフォームの際はトイレの設置スペースや排水芯(床の排水管の位置)を正確に把握し、適切なタイプを選ぶ必要があります。
特に、和式から洋式へのリフォームや、大幅な間取り変更を伴わない限り、既存の排水芯に合う便器を選ぶことが重要です。
専門家に現地調査を依頼し、適切な製品を選定してもらいましょう。
床材・壁材も掃除のしやすさを考慮

便器本体だけでなく、トイレ空間全体の素材選びも掃除のしやすさに大きく影響します。
床材には耐水性があり、汚れが染み込みにくいクッションフロアや、トイレ専用のフローリング材がお勧めです。
これらの素材は飛び散りや水漏れがあった場合でも、サッと拭き取ることができ、掃除の手間を減らします。
また、壁材についても消臭・調湿効果のある機能性壁材(例:LIXILの「エコカラット」など)を選んだり、腰壁部分を汚れにくいパネルやタイルにすることで、空間全体の清潔感を保ちやすくなります。
トイレリフォームに関するご相談は専門家へ

トイレは毎日使う場所だからこそ、後悔が無いようにリフォームしたいですよね。
掃除の負担を軽減し、節水効果が高いトイレへリフォームすることで、暮らしの質は大きく向上します。
どの製品がご自宅の設置条件やご家族のライフスタイルに適しているかや、排水芯の位置・設置後の使い勝手などでお悩みの場合は、ぜひドリームリビングへご相談ください。
ホームページでは、お得にリフォームできるメニュー表をご用意しています。
ぜひこちらよりご覧くださいませ。













